もとは夫が中古カメラ屋さんのジャンクコーナーで1000円で発掘したこちらのレンズ。
試し撮りした写真を見せてもらったら……なにこのぐるぐるボケ!ほどよいシャープネスとコントラスト!
ちょっと拝借のつもりが、いつしか私のカメラボックスに常駐していました。
最近はhelios44-2よりもこちらの出番が多いです。
というわけで、作例と合わせてご紹介です。
Canon FL 50mm F1.8はこんなレンズ
発売開始は1964年3月。
50mm、F1.8、最短撮影距離60cm、FLマウント。
K&F CONCEPTのFDマウントのアダプターを使っています。
FLマウントとFDマウントは互換性がありますが、アダプタ接触面にレンズが干渉したのでレンズのピンを一部外しました。
(前期型とよばれるタイプは要注意です。我が家のは前期型でした。)
helios44-2よりは若干コンパクト。
SONY α7cに装着しところ。
Canon FL 50mm F1.8で撮ってみた
SONY α7cで撮りました。
明るさなどの修正は加えていません。
薄曇りでも輪郭はそこそこクリア。
F8で撮影。
奥の木漏れ日が六角形にボケています。
F1.8で撮影。
奥の木漏れ日がぐるぐるにボケました。
helios44-2と比べると黄みが少し強めかなあ?
オールドレンズは草花と相性がバッチリですね。
日が差している時。
曇った時。
なんでもない景色もそれっぽい雰囲気に写るのがオールドレンズのいいところ。
順光
逆光はフレアが出やすいです。
(オールドレンズあるある)
竹林もしっとり写りました。
Canon FL 50mm F1.8のココが好き
冒頭で述べたとおり、ぐるぐるボケとくっきりしたコントラスト&シャープネスですね〜。
helios44-2よりも長さが2センチ短い点もお散歩スナップには助かります。
癖も出せるし、平均的にきれいな描写もできる。
おまけにネットオークションでは2000円台から見つかる。
あまり注目されていませんが、かなり使い勝手のよい優秀なレンズだと思いますよ。
ぐるぐるボケが大好物の方、ぜひ一度お試しを!
ぐるぐるボケつながりhelios44-2の作例もどうぞ〜。
最終更新日:2022年8月5日