旅行前の情報収集、あなたはどのようにしていますか?
私は本で興味を惹かれたスポットを見つけ、ウェブサイトやSNSで深堀りしていくパターンが多いです。
今日ご紹介する光原社は、D&DEPARTMENT PROJECTが発行するガイドブック「d design travel IWATE」で知りました。
民芸品が並ぶショップとカフェがあるんですって。
建物も中庭もいい雰囲気!
「絶対好きだわ、ここ」という確信の通りの場所でしたよ。
それでは、写真と共にふりかえりましょう。
光原社とは
もとは出版社。
宮沢賢治の『注文の多い料理店』を出版したところです。
光原社という名前も賢治が名付け親だとか。
現在はショップ、カフェ、展示スペースが集まった複合施設となっています。
陶器、漆器、紙製品、衣料品を集めた「本店」、反対側の店舗ではくるみクッキー、南部鉄器、ほうきなどの手仕事を集めた「モーリオ」が材木町通りを挟んで向かい合っています。
盛岡駅から徒歩10分ほど。
循環バス・でんでんむし「材木町南口」バス停すぐの材木町通りにあります。
可否館は絵本の世界に入ったような小さな喫茶店。
飴色の木とレンガが歴史を感じさせます。
丁寧にハンドドリップされたコーヒーは、コーヒーではなく「珈琲」と表記したくなる味わい。
ちなみに店内は撮影禁止なので外観のみです。
和と洋のブレンド
えげれす館なる建物を発見。
門灯のフォントと模様は琉球文様ぽくもあり、玄関のレンガのアーチはイギリスっぽくもあり……。
日本と西洋のミックス具合に惹かれます。
中を覗いて見ると応接間のような雰囲気。
壁の木目と暖炉のレンガの色合い、暖炉の上に並んだガラスの瓶と土っぽい水差しに、っくう〜!おしゃれ!
ところでこの建物について後からネットで調べてみたのですが、結局分からず……。
その場でスタッフの方に尋ねればよかったと後悔です。
中庭の塀にひっそりと取り付けられたステンドグラス。
左の大きなツボも気になります。
幅が太くて頑丈そうな木の窓枠が北国っぽい。
足元にはシーサー。
この顔立ち、誰かに似てる……。
はっ!
く、桑マン!?
ぷぴー(トランペットの音)
まとめ
以上、光原社でした。
人気スポットですが、午前中に行くと比較的ゆっくり見ることができますよ〜。
光原社のある材木町通りは別名「イーハトーブアベニュー材木町」と呼ばれています。
宮沢賢治にゆかりのある6つのモニュメントが設置されていたり、4月~11月下旬の毎週土曜日の夕方には「よ市」というイベントが開催されます。
光原社とセットで探索を満喫しんでくださいね。
最終更新日:2021年12月6日