旅の楽しみの一つに、現地のカフェでお茶をすることがあります。
観光名所を通して知る現地の魅力と、カフェを通して知るそれとはまた一味違って。
カフェのほうが生活感があるぶん、その土地との心理的な距離が縮まるような気がするんですよね。
3月末に訪れたソウルでも、もちろんカフェに行ってまいりました。
事前に調べなかったので、行き当たりばったりで見つけたお店や、現地の友人に連れて行てもらったお店ばかりです。
日本でも人気のある食器ブランドのカフェ、パン屋さん併設のカフェなど、それぞれ特色のあるところばかり。
ということで今回は、ソウル旅行で訪れたカフェを4軒ご紹介します。
漢南洞エリア
アスティエ・ド・ヴィラット
フランス発の陶磁器ブランド「アスティエ・ド・ヴィラット」。
ブランド創立時からずっとパリの工房で職人さんの手作業で作られています。
黒い土と白い釉薬が生み出す独特な風合いの陶器は、食べ物をものすごく美味しそうに見せてくれます。
まあ簡単に言うと、すごく人気のあるブランドなわけです。
そんなアスティエの世界初となるカフェに、ソウル在住の友人に連れて行ってもらいました。
カフェは5階建てのビルの屋上にあります。
座席は室内とテラス席に分かれており、パリのカフェでおなじみのテーブルと椅子があるインテリア。
メニューはコーヒーやカフェオレなど、ドリンク類が中心。
食器はもちろんアスティエのものです。
屋上テラスからは漢南洞の街を眺められます。
視界に入るのは美術館や大きなお屋敷、ビルですのでいわゆる「きれいな眺め」を想像すると肩すかしを食らうかもしれません。
でも、こういう街の景色もなかなか興味深いですよね。
https://www.instagram.com/astierdevillatte_korea
ここから歩いて30秒のとこりにあるサムギョプサル屋さんも有名店。
遺星CAFE
滞在したホテルのすぐ近所で発見。
ケーキの写真に引き寄せられて入ったカフェです。
お店オリジナルのブレンドティーとケーキの種類が充実していました。
ショートケーキ、バナナショートケーキ、ブレンドハーブティー
スマホでLIVE配信をしている20代くらい女性、パソコンを持ち寄って勉強しているカップル、何かしら作業をしている人が目につきました。
客席との間隔が広く感じるせいなのか、店内が静かだからかですかね。
もれなく自分もノートに旅の記録をつけちゃったりなんかしちゃったりして。
BGMにテンダーとビアリストックの曲が流れていたのが、J-WAVEリスナー的に嬉しかった。
https://www.instagram.com/yusung.cafe
FRENTE
漢南洞を歩き疲れて、「どこかで休憩を……!」っとウロウロしていたてときに、通りがかったパン屋さん。
1Fが販売コーナー、2Fと3Fがイートインスペースになっています。
ストロベリーシグニチャーミルフィーユとブレンドコーヒー
注文後にパイとクリームを挟むミルフィーユはパイがサックサク!
カスタードクリームにコクと塩気があるのですが、クリームチーズが混ざっているのかもしれません。
1切れを二人で分けても、食べごたえがあった。
コーヒーも注文してから豆を挽いていたので、香りも味も一味違いました。
ハード系のパンも、サンドイッチも美味しそうだった。
ここを訪れたのが19時近くだったせいか、この日の夜はカフェインの影響でなかなか寝付けませんでした……。
漢南洞には他にも心ひかれるパン屋さんが何件かありました。
きっとどれも美味しいんだろうなあ。
https://www.instagram.com/frente_official
南山エリア・Komfortabel南山
Komfortabel南山(コンフォタブル ナムサン)
韓国発の香水ブランドGRANHAND.(グランハンド)に併設のカフェです。
こちらも友人に連れて行ってもらいました。
お店に入ったのは夜9時過ぎ。
ガラス張りの窓からソウルの夜景を眺めることができました。
ここは、デートで行くところじゃないですか〜!
ビッグサイズのいちごシェイク
お腹が冷えないかドキドキ。
カフェの下の階はコスメショップになっています。
スキンケア、香水、ルームフレグランスが並んでいました。
GRANHANDのシグネチャーはサシェなんだそうな。
ネット情報によると、上の階で商品を購入するとここのカフェの割引券がもらえるとのこと。
商品を購入予定だったら先に店舗に寄ってみたらいいかもしれませんね。
https://www.instagram.com/komfortabelcoffee
予備知識ナシで初めてのカフェに行ってみよう
平日だったせいか、どのお店も並ぶことなくゆったりと過ごせました。
ソウルってカフェが沢山あるらしいのですが、口コミサイトやガイドブックで紹介されたお店ばかり行くのは、情報を確認しに行っているみたいで驚きが薄れると思うようになりました。
これからは、予備知識を持たずに行き当たりばったりで見つけたカフェに入る機会を増やしていこう。
エリアの雰囲気や立地から察知すれば、危険なところは避けるでしょうし。
残念なお店に出くわしても、それはそれで旅の面白いお土産話になりますしね。
最終更新日:2024年5月17日