普段は人でごったがえす東京がしーんと静まる元旦を車窓から眺めるバス旅。
昨年の第一回につづき、今年も行ってまいりました。
都バスの1日乗車券があれば、500円で都バスの路線が乗り放題です。
気になったところで途中下車したり、あまり行かない方面に足を伸ばしてみたり…。
1日乗車券を使い、車が少なくてスイスイ移動できる元旦の東京をめぐります。
今年は渋谷から東京スカイツリーを目指しますよ〜。
渋谷駅〜新橋駅
1本目のバス「渋88」で新橋駅に向かいます。
バスに乗る際、運転手さんに「1日乗車券ください」といえば、ICカードで買うことができますよ。(一度買えば乗車時にICカードをピッとするだけでOKです)
貸切状態のバスの車内。
渋谷駅は数時間前には10万人もの人が集まって年末カウントダウンをしていたとは思えないほど、人影がまばらです。
渋88は青山学院大学、青山骨董通り、六本木ヒルズ、神谷町、虎ノ門を通り抜けます。
いつもなら1時間くらいかかるところ、30分ほどで新橋駅の汐留口側に到着しました。
3月上旬の気温だったとはいえ、日陰は寒い。
客待ちのタクシーも少ないです。
テレビの街頭インタビューによく登場するSL広場。
新橋駅〜とうきょうスカイツリー駅前
とうきょうスカイツリー駅前行きの「業10」を待ちます。
バス停は「渋88」のバス停から2〜3分ほど歩いたところにあるので、乗り換えの際は注意が必要です。
晴れ着で銀ブラ。
三越の花屋さんの中には胡蝶蘭の鉢植えが入った紙袋が並んでいました。
もしや初売りの福袋!?
「業10」は銀座、築地、晴海、木場など江戸の街を通り過ぎます。
豊洲では福袋を抱えたほくほく顔の人々をたくさん見かけました。
1時間ほどでとうきょうスカイツリー駅前に到着です。
お待ちかねのランチにしよう!
ソラマチ(スカイツリー併設のショッピングセンター)はどこもかしこも人人人!!
初売りの混雑を甘く見ていました……。
ここでランチの席を確保しようものなら日が暮れてしまいます。
早急にこの場を去ろう!
はっ、上野公園行きのバスがある!!これだ〜!!
とうきょうスカイツリー駅〜上野公園
「上26」で上野方面へ移動。
言問橋、浅草寺の裏手、入谷、谷中を通って上野公園に行く路線です。
上野桜木で途中下車し、寛永寺に寄り道。
上野公園では、凧揚げをする家族連れに混じり、行き先が正月休みで当てが外れた観光客らしき人たちが噴水を取り囲んで日向ぼっこしていました。
車通りも歩行者も少ないけれど、アメ横はいつもと同じ人だかりです。
お昼休憩できる店を探そうにも開いているお店にお客さんが集中するので、行列になってしまうんですよね…。
お昼を食べたら疲れてしまったので、帰路につくことにしました。
上野広小路〜高田馬場駅
「上69」で高田馬場駅へ。
途中に東大や都電荒川線の早稲田駅を通り過ぎました。
カメラ散歩によさそうな香りぷんぷんだったので、日を改めてもう一度回ってみたいです。
まとめ
二回目となる2018年元旦の都心バストリップは高田馬場で終了し、電車で帰宅しました。
今年は人混みに体力を奪われ、食事やお茶をしようにも正月休みでお店が限られる…というのが痛かったです。
来年は弁当と水筒持参か!?
2019年の第三回に向け、今年は体力作りが課題です。
普段はなかなか見られないお正月の東京景色を、バスでぐるっと回ってみてくださいね。
最終更新日:2019年12月30日