那須塩原「旧青木家那須別邸」〜この邸宅はドイツんだ?

那須塩原といえば、「広々とした空に緑豊かな別荘地」という言葉が真っ先に思い浮かびます。
そんなイメージにピッタリな洋館に行って来ました。

もくじ

旧青木家那須別邸

ここは、明治時代にドイツ公使や外務大臣などを務めた青木周蔵の別邸です。
彼の奥さんがドイツ人だったり、この家の設計者もドイツで建築を学んだ人だったりと、ドイツと縁深いんですね。
すぐ隣にある道の駅「明治の森黒磯」の一施設として、一般公開されています。

館内の様子

青木家の歴史をパネル展示でたどり、見学スタートです。

窓枠や手すりにはぽってりとした重厚感があるのですが、
全体的に白く塗装されているのと、木や石など自然の肌合いを
そのまま生かしてあるので、親しみが湧いてきます。

ピンクがかった淡いベージュ、ライトグレーの石の優しい色合い。

鹿の角を壁の飾りに。


二階には太陽の光が降り注ぎ、一階よりも空気が暖かい。

和室も一部屋ありました。
こんなにお天気のよい午後に畳の上でゴロ寝なんぞしてしまったら、
もう動きたくなくなるだろうなあ〜。

芝生の庭と並木道

外の芝生広場では、お散歩中のワンコが嬉しそうに走り回っていましたよ。
通りからこの建物へまっすぐ伸びる並木道も有名観光スポットなんだそうです。
昔はここを馬車が通ったんでしょうね。

まとめ

明治時代にタイムトリップできる素敵な洋館でした。
冬の雪に覆われた姿は、絵本の世界のような美しさなんですって。
確かに、一面の雪の中にひっそりと佇む白い館…白黒写真に撮ったら絵になりますね!!

お隣の「道の駅黒磯」には地元のとれたて野菜が並んでいます。
ぜひこちらとセットで訪れてみてくださいね。

最終更新日:2019年12月30日

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