ソーイング本から写し取った型紙、どうやって整理している?

洋服を縫えば縫うほど増える型紙。
長さ1メートル近いor2センチ四方などパーツの大きさがバラバラだったり、パーツの数が多い少ないがあったりと、服によって違いますよね。
うっかりパーツを捨てようものなら、作業が途中で止まるわパターンを引き直すのに時間がかかるわ…で、モチベーションだだ下がりです。
ソーイング好きの方々はどうやって型紙を整理しているのか気になります。
が、そこんところを知る機会もないんですよね。
というわけで今回は、自分はこうやって型紙を整理していますよ〜というお話です。
A3クリアファイルを愛用中
型紙を保管する際に必要な条件が以下の3つでした。
1.なるべく型紙を折りたくない。
2.パーツの紛失、破損を避けたい。
3.取り出しやすいところに収納したい。
この3つを満たすのがA3のクリアファイルでした。
折る回数が少なく済む
型紙に折り目がつくと裁断の際に型紙が布から浮き、寸法が狂いやすくなります。
ですから折らずにしまえたらベストですが、保管スペースの余裕はないので折らざるを得ないんですね。
せめて折るのは最小限にとどめたいなあ。
A3のファイルなら、A4やB5よりも大きいサイズで収納できます。
パーツの紛失、破損が防げる
1枚のポケットに一着分のパターンを揃えて入れるだけなら、細かく仕分ける手間も不要です。
厚みのある表紙と裏表紙が紙を平らに保つので、折れない破れない安心!
気軽に手に取れる
「前に使ったあの型紙でもう一度服を縫いたいんだけど、大きな家具をどかさないと型紙が取れない…」なんてことが積み重なると、服を縫うことが億劫になりますよね。
ファイルを目につくところに置けば、冷蔵庫から食材を取り出すくらいの、少ないステップで手に取れます。
パーツに書き込んでおくこと
万一型紙がバラバラになってもどの服のものか分かるように、縫い代や合印以外にも一つ一つのパーツに以下の要素を書き込んでいます。
・ソーイング本のタイトル(例:Kana’s Standard 2)
・服の名前(例:A-1 ポケット付きブラウス)
・パーツ名(前見返し)
最近は、
・サイズ(例:サイズ2)
・必要な布の数(例:表地×1、芯×1)
も書き込んでいます。
定期的な棚卸しも大事
このファイルを開けば全ての型紙が揃っているので、時間を開けて同じ服を作りたいときにすぐに取りかかれるようになりました。
時間のあるときに型紙だけ先に書き写してこのファイルに保存し、布選びに時間をかける…なんて贅沢なスケジュールも可能です。
いいことづくめのA3ファイルなのですが、放っておくとパターンが溜まる点に注意でして。
ソーイング本を入れ替えるタイミングでファイルも点検し、処分する/残す型紙を仕分けています。
裁縫は材料も道具も増えがちですから、うまく整理しながら楽しみましょう〜。
こちらのA3ファイルを使用しています。ポッケが丈夫!
最終更新日:2022年8月1日