台北の旅 ~1時間で売り切れる幻の豆乳パンと豆漿で朝ごはん「秦小姐豆漿店」

 日本で豆乳というと、牛乳の代わりに飲むもの、豆腐や油揚げ、湯葉なんかのイメージですよね。
台湾も中国も大体は日本と同じです。
しかし、先日ご紹介した豆花や今回ご紹介する鹹豆漿(シェントウジャン)はご当地ならでは。

鹹豆漿はあつあつの豆乳に干しエビやネギ、ザーサイなどを加えたスープです。
豆乳鍋のスープに近いかもしれません。
このスープと揚げパンが台湾の定番朝ごはんです。

はじめて上海で出会ったときは温かくてしょっぱい豆乳のイメージが湧きませんでしたが、実際に食べてみると美味しい!
豆醤(豆乳)には、砂糖を加えた甘い豆乳(甜豆漿・ティエントウジャン)としょっぱい豆乳(鹹豆漿・シェントウジャン)の2種類がありますが、鹹豆漿が好みでした。

台北にも鹹豆漿があるとのことで、念願の再会を果たしてきましたよ〜。
舞台は「秦小姐豆漿店」(チンシャオジェドゥジャン)です。
豆乳で作るパンも大人気なお店だそうです。

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台北アリーナ近くの店

MRT松山新店線の台北小巨蛋站(台北アリーナ駅)から歩いて10分ほど、朝市が広がる横丁の一角にあります。
朝にもかかわらず、人が途切れません。
パン類、豆醤(豆乳)がメインの朝ごはんスポットです。

厨房の臨場感あふれる店内。

おひさしぶりの鹹豆漿

豆乳に酢が入っており、おぼろ豆腐のようにところどころ固まっています。
揚げパンが麩のようなアクセント。

オレンジ香る豆乳パン

左が「豆漿餅(ドゥジャンピン)=豆乳パン」です。自家製酵母を使っているので、妙なイースト臭さがありません。
ちぎるとオレンジの香りがほんわか広がります。

豆漿餅の焼き上がりはだいたい6時半~7時の間。
8時半には売り切れることが多いそうです。

右はキャベツの卵とじを小麦粉の生地で巻いたクレープ。
甜麺醤のようなつけダレが病みつきになります。

まとめ

眠りから覚めたばかりのお腹には温かいものが欲しくなるもの。
熱々の豆醤と焼きたてのパンの生地でふーふーふわふわな朝食は、電車に乗ってわざわざ足を運ぶ価値ありです。

食後は朝市さんぽをどうぞ♪

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最終更新日:2019年12月30日

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