このご時世、自宅でパンを焼く人が増えたそうな。
(東洋経済ONLINE 4/26の記事 コロナ禍「パンを作る人」が激増している背景)
みんな同じこと思ってたんですね〜。
しっとり白くてもっちりした物体をこねこねしていると、自然と心が安らぎますもんね。
というわけで、今日もパンネタです。
前回までのあらすじ
無水鍋でのパン焼きに補助五徳「焼き台」を導入してみたところ、意図せず白パンになってしまった筆者。
今までザックリとしか把握していなかった火加減について、3日間記録をつけることに。
3日で理想のきつね色に焼けるのでしょうか?
前回の記事
>>無水鍋のパン焼き必需品、過熱防止センサー対応補助五徳「焼き台」
1日目
・予熱・強火で5分
-二次発酵した生地を投入-
・焼き台に水を足す→強火で10分
・焼き台に水を足す→中火で10分
今まで作った中で、バリモチ(皮はバリッと、中はモッチリした理想的な食感)に一番近い出来になりました。
布巾で蓋を掴んだら、火傷を負ってしまいました。
二重に軍手をはめて布巾を使わないと危ないですね。
2日目
・予熱・強火で5分
-二次発酵した生地を投入し、霧吹きをかける
・焼き台に水を足す→強火で10分
・焼き台に水を足す→強火で10分
・焼き台に水を足す→中火で5分
一日目よりも強火の時間を10分増やすことに。
皮はしっかりめで良いけど、中身も同様にやや固めな仕上がり。
蓋を掴んでいた化繊の布巾が溶けました。
鍋がベトベトだ〜。
3日目
・予熱・強火で5分
二次発酵した生地を投入し、霧吹きをかける
・焼き台に水を足す→強火で10分
・焼き台に水を足す→強火で10分
・焼き台に水を足す→中火で5分
・火を止めた鍋の中に5分放置
パンの表面に霧吹きをかけて粉を流したため、表面がつるんとなりました。
パン職人の友人のアドバイスに従い、切り込み(クープと言うらしい)の角度をつけてみたものの中途半端な斜め具合に。
色はいい感じなのですが、二日目同様に中が硬めかな…?
焼き色に気を取られていて、発酵のこと…忘れてた
上の写真はパリで食べたバゲットです。
断面が穴ぼこだらけですよね。
一方自分が作るバゲットの断面は食器洗いスポンジのように、きめが細かくてボコッとした気泡がほとんど入っていません。
かたちも平べったいし、膨らみも弱めです。
気温に対して一次発酵の時間が短いのと、成形するときに生地を捏ねすぎるのが原因かもしれません。
そもそも無水鍋でこれ、実現できるのか!?