パン作りで余った強力粉でパウンドケーキを焼いてみました。
一般的なケーキのレシピでは、薄力粉が指定されていることがほとんどで強力粉は馴染みが薄いんですよね。
ですが、ヨーロッパでは強力粉を使ったケーキはわりと普通なのだとか。
砂糖は黒糖ときび砂糖を混ぜてみました。
両者のミネラルとバナナの甘さが混ざって、丸みのある味わいになりますよ〜。
もくじ
材料(18.5cm×6.5cmパウンド型1台分)
- バター(有塩):100g
 - 黒糖:45g
 - きび砂糖:40g
 - 卵:2個
 - 強力粉:120g
 - ベーキングパウダー:3g
 - バナナ:2本
 
作るまえの準備
- バターを1.5cm角に切り、室温に戻す。
 - 卵を割ってまぜておく。
 - パウンド型に米油を薄く引き、強力粉をはたく。
 - 黒糖ときび砂糖を混ぜておく。
 - 強力粉とベーキングパウダーを混ぜておく。
 - バナナは適当な大きさに切る。
 
作り方
- ハンドミキサーでバターをクリーム状にする。
 - バターに黒糖ときび砂糖を3回に分けて加えて、ハンドミキサーでよく混ぜる。
 - 2に卵を5回に分けて加えて、ハンドミキサーでよく混ぜる。
 - 3に強力粉をふるいながら、4回にわけて加える。
まぜるときは泡だて器でざっくりと。
このタイミングでオーブンを180度に予熱開始。 - 4にバナナを加え、ゴムベラでざっと混ぜる。
 - 5を型に流し入れ、表面をゴムベラで平らになじませる。
 - オーブンで40分焼く。
 - オーブンに入れて15分くらい経ったころに、生地の表面にナイフで一本切込みを入れる。
 - 焼き上がったら粗熱を取り、型から取り出す。
 
強力粉で作ったケーキはどんな味になる?

生地がつまったパンのような食感です。
バナナの水分も弾力を高めている気が。
口のなかでホロホロと崩れるケーキというよりは、噛みしめる系に近いかもしれません。
この噛みごたえは、小麦粉に含まれるタンパク質の含有量で変わるそうな。
薄力粉・・・含有量が少ない
強力粉・・・含有量が多い
よって、
含有量が多い→グルテンがたくさん出る→弾力性と粘り気が強くなる
ということなんですね。
さぬきうんどんのあのコシは、グルテンの特徴がわかる一つの例ですね。
というわけで、強力粉で焼いたパウンドケーキはアリよりのアリでした。
強力粉が余ったときの使い道ができてよかった!
最終更新日:2023年9月12日

